人生戦略の必要性は出しました。
では、すぐに実践していこうとしてもどのようにすればいいのか分からない。
そんな人のためにも人生戦略の立て方について出していきます。
今回もINてぐらるさんの著書『戦略的に楽しく生きる』から出していきます。
目標を決める
さて、この目標というのは人生の判断や行動のすべての基準です。
どんなにすごい人であっても目標が成功や幸福でなければ楽しく生きられません。
そして立てなければ他人や社会に振り回されることになります。
目標を立てるということは難しいです。
無意識のうちに社会や他人から影響されている目標になってしまうからです。
ただ、この目標を認識してしまえば、「楽しい人生」というのを定義できます。
目標を立てるときには常識を否定してみるとうまくいきます。
3つの視点
目標を立てるという時は3つの視点で考えるといいです。
ゴール
これは理想の状態やあり方を目標にする視点です。
「○○になる」といったものが多いです。
このやり方は行動につながりにくいというものがあります。
ビジョン
ゴール達成時に見ているものを目標にするとこちらになります。
周りとのつながりなどがこちらに入ります。
ただ、他者に振り回されたり、依存や他責につながることもあります。
アチーブメント
ゴール達成時に達成している具体的な目標が出てくればこちらです。
これは数字などの目標設定になります。
これはノルマという言い方で使うこともできます。
ただし、想像がしにくく、自分の流儀から外れることもあります。
目標の見つけ出し方
目標を見つけ出すためにやれることがこれまた3つあります。
- 学ぶ
- 体験
- 情熱に従う
学ぶというのは知識から目指したいものを決めるときに使う方法で、本などで学ぶことで目指したいものを見つけます。
ただし、目標を下げるようなことをしてはいけません。
体験もそのままで、体験することで多くの喜びや大切なものを知れます。
この時の感情によってうまく行きやすくなります。
情熱に従うというのは理由などがなくても気持ちとしてやりたいことです。
誰にも強制されていない信念の可能性があります。
ただし、現実的に物事をとらえて行動しないといけません。
リソースを集める
リソースは「記録」しておく
リソースの価値は目標によって左右されます。
簿記であれば会計士にはいいリソースではあるでしょうが、エンジニアにはそこまで必要ないリソースです。
ただ、一見意味がなくてもフリーランスになった時に簿記が使えるように重要になることもあります。
日々日常に「要素」を集めるようにしましょう。
個の要素を集めるのにはマインドマップを使うのがおすすめです。
このマインドマップでは要素同士をつなげることで新しい要素を生み出せることもあります。
新しい計画に別の要素を加えるのも簡単です。
日誌やメモで要素を記録しておいて、マインドマップで整理すると使いやすくなります。
リソースには2種類ある
リソースには2種類ほどあります。
- インサイドリソース
- アウトサイドリソース
という2つです。
インサイドリソースは強みや才能、能力、性格、体験、健康などコントロールしやすく、増えにくい、減らないという特徴があります。
このインサイドリソースは見つけるのが難しいリソースです。
アウトサイドリソースはお金、人脈、資格、ニュースなどの情報などコントロールはしにくいが、増えやすく、一気に減ることもあるという特徴があります。
このアウトサイドリソースは目に見えるので分かりやすいです。
目標によって重要視するリソースは変わる
重要視するリソースというのは目標によっては当然変わります。
アウトサイドリソースよりもインサイドリソースの方が重要です。
インサイドリソースの方がコントロールしやすくて安定しますし、ほぼ使い放題なリソースだからです。
インサイドリソースの中でも「強み」のリソースがあると更に良いです。
この強みを見つけるのにはストレングスファインダーがおすすめになります。
もし、アウトサイドリソースであれば環境を重要視します。
目標達成のための環境をできるだけコントロールするようにしてください。
続きます
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