今回の記事は人生において目的地と現在地を確認する内容です。
また、今回も園原新矢さんの著書『お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」』から出していきます。
「現在地を知るなんて回りくどいことをしなくてもいいでしょ」と思うかもしれません。
それでも行き先だけ決めても今自分がどこにいるかでやることと手段が変わってきます。
お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」 [ 園原 新矢 ]
目的と目標の違い
まず、目的と目標の違いについて出していきます。
まず、目的とは「目指す到達点」で、目標は「具体的な手段」です。
なので、目的のために目標を立てます。
例えば、お金持ちになる(目的)ために仕事でお金を稼ぐ(目標)なイメージです。
そしてその目的を決めた後に目標を作るためにはまず、自分の現在地を知る必要があります。
そして、その現在地を知るために、3つのリソース(資源)を使います。
その3つのリソースとは
- お金
- 時間
- 能力
です。
現在地の把握(お金)
お金の現在地を把握すためには「損益計算書」「貸借対照表」の2つが必須です。
この2つを理解、管理することで現在地を正確に確認できます。
この「損益計算書」と「貸借対照表」は最初は難しく感じるでしょうが、仕組みをわかると簡単です。
この2つについては詳しく書くとそれだけで1記事になるのでやめておきます。
簡単にいうと「損益計算書」は家計簿、「貸借対照表」は「資産」と「負債」を一覧にしてものです。
この2つにより、きちんとお金の現在地が把握できます。
このお金の管理が正しくできるようになるだけでお金について今後困ることは減っていきます。
資産と負債とは
簡単にですが先ほど出てきた「資産」と「負債」について出していきます。
この「資産」と「負債」をきちんと把握していないと現在地の把握がきちんとできません。
まず、「資産」と呼ばれるものですが、「資産」とはお金を生んでくれるものです。
そんなものがあるのかと言いたいでしょうが、預金として預けていると利息として少しですが増えます。
このようにお金を産んでくれるものを資産といいます。
資産には預金、株式、債権などがあります。
それに対して「負債」と呼ばれるものは逆にお金を減らすものを言います。
例えば「負債」の代名詞のようにもなっている借金は返済のためにお金を減らします。
さらには利子として払う必要のある金額が増えていくということもあります。
他に負債と呼ばれるものは自宅、車、別荘があります。
もちろん車や別荘なんかは他の人に貸し出すといったことをしてお金を産むのであれば「資産」にもなります。
ただし、その2つだけではなく、金のようにお金を生みも減らしもしないどちらでもないものもあります。
現在地の把握(時間)
お金の話の次は時間の話です。
リソース(資源)には時間も含まれます。
そして、最も大きな価値を持っているのがお金ではなく、時間です。
お金は野望を叶えるための手段で、いくらでも増やすことはできても、時間は無限に増やすことができない「有限」なものです。
その最も価値のあるものを暇を潰すことに使うのは勿体無いです。
私たちが本当に使える時間というのはたった1割しかありません。
時間としては人生の3割が睡眠、1割が仕事、学校教育してで3.2%を使います。
一応この部分だけだと4割ちょいとまだ6割も余裕があるように思えます。
それでも食事、入浴、掃除などがさらに足されていき結果大体1割しか残りません。
1日で考えると2時間24分が本当に「自由に使える時間」です。
その時間に行うことで人生の差が出てくることは言わなくてもわかるはずです。
それでは、実際に24時間を計測して、「自由に使える時間」を把握しましょう。
この「自由に使える時間」が多いほど人生において野望も叶えられる確率も高くなります。
「自由に使える時間」を増やそうと思うのであればその他の時間の使い方を見直しましょう。
生活する上で必要な睡眠時間などを除いて、残った時間の使い方を見ていくと何をすれば良いのか分かります。
自由な時間の使い方
では、生まれた「自由な時間」をどのようにつかえば良いのかという部分にいきます。
この時間でやるのは主に3つです。
- 副業や残業でお金を稼ぐ
- 必要な知識を習得する
- お金を回す
最終的には時間を買い戻す
お金で買い戻せる時間としては
- 食洗機で食器を洗う時間
- ロボット掃除機で掃除の時間
- フードデリバリーサービスで炊事の時間
- ヒゲ脱毛で髭剃りの時間
- 会社の近くに引っ越すことで通勤時間
などたくさんあります。
現在地の把握(能力)
能力の現在地と言われてもよくわからないかもしれません。
この能力というのはたくさんあります。
手先が器用、パソコン操作ができる、記憶力が良い、発想力豊か…などこれまでの人生でたくさんの能力を持っているはずです。
能力を持っていないつもりでも、他の人から見たら素晴らしい能力であることもあります。
この能力は1つの個性で、素晴らしいと思ってくれる人は存在します。
そして、今回はお金を持ち続けられる能力について出していきます。
そして、その能力は大きく分けて3つあります。
- キャッシュフロー
- 投資
- セールス
です。
この3つの能力の現在地を知ることでお金を持ち続けられる人に近づく事できます。
簡単に出すと、キャッシュフローの能力は「自分自身のお金の流れ」を把握できる能力。
投資の能力は「お金というリソース(資源)」を最大化する能力。
セールスの能力はゼロから価値を生む能力です。
目的と現在地
今回は『お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」』から現在地の把握について出しました。
目的や目標をきちんと立てたところで現在地が遠く離れていると途中で挫けたり、目標に到達できないことがあります。
逆に現在地を把握していないために既に必要ないような事をずっと続けることになることもあります。
大阪にいきたいのに、自分の場所が京都なのか、北海道なのか、はたまたブラジルなのかで目的への手段、やらないといけないことが変わってきます。
遠い場所にいることが悪いことではなく、どこに自分がいるのかを知ることが重要です。
「お金を持ち続ける」為にも一体自分にはどんなリソース「資源」があるのか、把握しましょう。
今回の本は下からどうぞ
お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」 [ 園原 新矢 ]
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