今回は安藤昭子さんの著書「編集工学」から出していきます。今回は読んでる最中の頭の中の整理な感じなのでまだ読み終わっていません。
この本では世界の見方を変える思考法が出されているようです。
「この人は頭が柔らかい」「よくこんなものを思いついたな!」そんなことを思ったこともあるはずです。そんなことを思われる側に立ってみませんか?
この本では編集とはどんなものか、どのようにすれば新しい発想が出てくるのかというのを出してくれています。
編集とは何か
まずは編集というのは何なのかというところから始まります。この本では編集の意味がとても広く、情報に関することというのを編集と呼んでいます。
なので、ニュースや広告はもちろん、寝ている最中、生命活動でも編集しているとしています。
視覚などの情報を編集して処理している、こんなことを感じているという情報を編集、学校、都市、社会という情報の編集といった感じに情報にかかわるものは全て編集しています。
そのようにすべての情報に対して編集しているというやり方なので動物の進化なども編集によって起きています。
そのうえで、身の回りにある編集で新たな見方、方法を見つけていくことで引き出されていく潜在力をこの本では編集力として取り扱っています。
才能は編集でひらく
才能というのは「才」(資質)と「能」(引き出す力)から出来上がっています。
「才」というのは先天的で根源的なすでにそこにあるものを指していて、それだけでは何も意味がありません。車という「才」があっても運転手という「能」がなければ走ることはできません。
そしてその「才」を引き出すために必要なのが「能」です。自分の「才」や他者、チーム、場所の「才」をいかに引き出すのか、そのための「能」です。
そしてその「能」としてしなやかな編集力が必要です。
自分の内側に眠る「才」の声を聞き取り、編集力という「能」で表に出す。そのための方法を出していくものがこの本のタイトルでもある「編集工学」です。
最後に
才能をひらくというのがサブタイトルに来るこの編集工学ですが、その才能というのはまず誰にでもある「才」を引き出す「能」を使えるようになるといった内容のようです。
編集工学という名前から難しそうなところですが、編集力「能」として別の見方の作り方のような本であると思います。
まだ読んでいる途中でこの本の全体の内容はまだ憶測でしかないですが、これも自分の中で今読んでいる内容を編集した結果です。
アプローチの方法が10、それからメソッドにちょっとずつ演習と内容は少しづつ、自覚して進められる感じに楽しい内容です。
貴方の「才」はきちんと表に出しきれていますか?
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