このやり方で人とコミュニケーションを取る!「マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術」を読みました!

船川淳志さん監修深山雪男さん作画神谷仁さんシナリオ協力の「マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術」を読みました。

この本はロジカルシンキングと呼ばれる論理思考を普段の会話の時に取り入れる方法等を教えてくれています。

論理的に考えるということだけをしていても全く意味がありません。論理的に考えるのはもちろんで、論理的に相手に伝えて納得させるということが必要です。

まず人に伝えるためには人の話を聞かないといけません。そのうえで人から聞くときは相づちが大切です。たた「へ~」「あぁ」「うん」といった無難な返事だけでなく「すごいですねー!」「心配ですね」「そうなんですね」等の相づちを打つのが重要です。

更には相手の言ったことと同じことを言う(ミラーリング)、言い換える(パラフレージング)といったものを使うのも手です。

ただ聞くだけというのでもダメで相手からどんどん情報を出してくるように促したり、相手の話を確認したりといったことも必要です。

「さらに」「それから」といった催促の相づちで相手からの情報を促したり、「ところで」「さて」「逆に」というのを使って話の内容を変える、「確かに」「やはり」「実際」で相手の話の確認をする、「そういえば」「ついでに」によって自分の情報を入れるといったことをしていくと相手が話しやすく誘導もできます。

そして話すときに必要になってくるのが相手のわかる言葉で話すというものです。相手が分かる言葉と言っても日本語といった話でなく相手に通じるように相手の職業等に合わせて話すということです。

例えば大工の人が大工の人に「ビスが~」と言って通じるでしょうけども一般のお客さんに言って通じる方が難しいです。同じように人に伝えるときに使う言葉は分かるように選ばないと全く伝わりません。

そのうえで意見を交換するときには前提交換というものを行うのがいいです。前提交換というのは一体これから何についての意見交換かというのを確認するようなものです。もし「映画を見に行こう」という誘いがあったとします。人によってはどの映画でもいいから見に行きたいという人もいるでしょうけども、ホラーが苦手、最新の映画、昔上映された人気の映画等色々と前提があります。この前提がなかった場合はいった先で揉めることになります。このようなことになるのを防ぐために先に前提交換を行います。

このようにして少しでもすれ違いを減らしつつ、論理的に伝えていきます。

この本の最後に出されていたのですけども「無知を恐れず未知を楽しもう」というのがあります。これは新たな体験などを得るためには自分の知っていることの中だけではできず、成長も学びもないということだそうです。様々な人との未知の会話を楽しみながら相手を動かせるようになりたいですね。

 

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