アンチとおさらば!アーサー・エバンスさん著書「アンチの対処法: アンチの心理から、SNS上のアンチコメント対応まで!」

今回はアーサー・エバンスさんの著書「アンチの対処法: アンチの心理から、SNS上のアンチコメント対応まで!」を読みました。

アンチになる理由とその対策について出される本です。アンチの行う行為に対してどのようにすればいいのかが出ています。

アンチが湧いたりして困っていませんか?アンチなのかもと言いたくなるような人が近くにおりませんか?

アンチに対しては対策があります。理由などを知るとアンチの見方も変わってくるはずです。

まず、「アンチ」はあなたが何かをしようとしている時に文句を言ってきたりする人、あなたを憎んでいたり、幸運に嫉妬する人を「アンチ」というようにします。

アンチになる理由

アンチになる理由は主に2つです。

  • ・欠点の投影
  • ・自分の人生を生きていないから

欠点の投影というのはもともと人が自分の欠点を見たくないというのがあり、その部分を他の人を攻撃することで自分の欠点を見ないというものです。自分の中で認めたくない欠点を他の人に見つけてしまったときに指摘するということをします。そしてその欠点は自分でなく、相手の問題だということにしてしまいます。

2つ目の自分の人生を生きていないからというのは相手を引きずりおろそうとするアンチのやり方です。有名人への中傷等で行われます。相手が「意味があること」を行っているというのが分かった時に自分が「意味があること」を行えなかったり、行っていない時に自分が情けなく感じます。その時の感情と向き合えなかった時に相手を落としてしまえば自分の情けなさがなくなります。

アンチの遠ざけ方

知りたい人が多いであろうアンチの遠ざけ方についてです。大体6つあります。

  • ・自信を持つ
  • ・無反応でいる
  • ・嫌味をそのまま受け取る
  • ・簡潔な答えを返して、あとのことはあきらめる
  • ・受け入れながら線を引く
  • ・コミュニティを見つける

自信を持つということに関してはまず、あなたに非はないんです。まずアンチからの声で自分の非を認めてしまってはいけません。もし認めてしまえば「こいつで自分の不安を解消できる」と思われてしまいます。そこからは少し不安になった時にはまたアンチが帰ってきます。ただのサンドバックになってしまってはいけません。問題はアンチの側にあるのを覚えておきましょう。

無反応でいるというのは無視でもいいのですけども、できたら生返事が一番いいです。アンチに対しての対策としては一番いいのはこれです。相手の挑発だろうが、ジョークだろうが生返事でいいんです。アンチの問題で突っかかってきているのに対して正当性を示す必要もありません。「へー」や「そーなんだー」くらいでいいんです。

嫌味をそのまま受けるのは相手がひるみます。嫌味として言っているのかどうかはあなたの経験に頼るのが分かりやすいです。目線、手ぶりなどから判断してください。相手からしたら問題の投影も引きずりおろそうとすると相手が屈服する必要があります。しかし、そこを嫌味でなく明るい意味で取ってますよとすることで相手の計画が崩れます。そして怯んでいる間にさっさとアンチからサヨナラしましょう。

簡潔な答えを返して、あとのことはあきらめるというのはアンチがアドバイスを求めるフリをしてきたときに使えます。「どうやって?」等のことからアドバイスすると「無理」「そんなことできない」等でどんどん否定していきます。最後に投げ出すと「アドバイスもくれない人」ということにされて悪者にします。これは相手の行動をなかったことにして、自分と同じレベルに引きずりおろすアンチです。相手がアドバイスできなくなればうまくいきます。この場合は簡潔にアドバイスして、「無理」等を言われた時に「じゃあ自分で見つけてみて」とそそくさとあきらめてしまうのがいいです。

受け入れながら線を引くというのは身近な人からのアンチへの対応になります。大抵は心配の仮面をつけてやってくる人たちです。何か新しいものを始めた時に心配してるかのように止めに来る人がいます。この人が何回も来るようならその人はアンチだと思って問題ないです。このような人に対しては、相手の言ったことに対して肯定するようなことを言った後に個人的な感情を元にした意見を言うといいです。例えば「それはそうね。でもこれをすることで今までにない学びが得られる気がするんだ」「しないのは自分を許せなくなる」等色々応用できます。

コミュニティを見つけるというのは周りの人の多くがアンチであった場合です。この場合は色んな方向からアンチからの言葉が投げつけられます。これに対してはそそくさとそのコミュニティから出て、自分と同じような環境、思いの人の所に行くことです。同じ場所にとどまっていてもどうにもなりません。

この本ではどのようなアンチがいて、どのように対処するのがいいかというのがありました。無視はもともとよく言われていたおかげで知っていましたが、多くの対処法があります。どの方法で対処するかはその人次第です。

どうか皆様の挑戦がうまくいき、誰にも邪魔されないように

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