林成之さんの著書『脳に悪い7つの習慣』からの 内容です。
今回は「嫌だ」「疲れた」という愚痴を言うなという内容について出していこうと思います。
愚痴を言ってしまうことがありますよね?
「疲れた」なんて毎日のように言っています。
そんなことがどのように脳に悪いのでしょうか。
それは、脳の機能にストップをかけることになるからです!
脳は情報にレッテルを貼っている
皆さんはどのような時に愚痴を言っていますか?
大抵はマイナスな感情のはずです。
マイナスでなければ終わったという時にというくらいでしょうか?
もし、感情がマイナスなときに言っているのだとしたらそれは脳の機能を制限することになります。
情報というのは脳の機能では、感情というものをつけて処理されるという記事はもうすでに出しています。
つまり、マイナスな感情を持っていては脳をきちんと活用できないのです!
それでも実際マイナスな感情を持つということはあります。
マイナスな感情を持つ仕事に対して行うこと
どうしてもマイナスな感情を持ってしまうような仕事をしている時でも考え方で変わります。
まずは興味を持って前向きに挑戦してみましょう。
もしできないのなら特定の条件を追加しての挑戦もいいです。
私の場合は「[同じ時期に入った人の中で]自分の作業が一番早くなる」という感じに条件を付けた時や「[部署内でのある作業のみは]自分が一番いい対応の仕方を知っている」といった感じにしてました。
このような感じで特定条件下ならという風にして前向きに仕事に取り組むのです。
そうすれば興味も湧きます。
トラブルに直面したときは
失敗やトラブルに直面したときは良いことなんてありません。
それでもマイナスな感情をなくして前向きになりましょう。
トラブルや失敗に当たると対応する必要があります。
その対応で「自分は最高の解決策を見つけるんだ」と無理やりにでも前向きになれば脳の力はきちんと発揮されます。
部下を伸ばせる上司
部下や子供、生徒等周りの人を伸ばさないといけない時もあります。
そんな人達のパフォーマンスを上げるときに嫌われるのはNGです。
つまり、部下や教える人達に嫌われるような人はチームとしていい成果を出せません。
嫌いな人からの指導は「嫌いだ」というマイナスのレッテルを貼られた状態で届くことになるのでパフォーマンスが落ちます。
嫌われてはいけないからと甘やかせばいいというわけではなく、時には厳しくする必要ももちろんあります。
ただし、反発心をあおってやる気を出させようとしたり、高圧的な態度をとるとすぐにマイナスなレッテルを貼られることになります。
では、どのように対処するのがいいのか。
それは相手の話に耳を傾けることです。
自分の立場を捨てることができるほどの器を持つことが必要です。
疲れる脳と疲れない脳
実は疲れる脳と疲れない脳というのがあります。
興味を持っているものをするときはどんなにどんなに時間を使っても全く疲れない。
逆に興味のない時にはどんなに短時間でもすぐに疲れる。
これは興味によって疲れる脳と疲れない脳があるからです。
興味によって脳が変わるのは、脳の疲れを取り除く部分が感情を作る部分とつながっているからです。
つまり、興味があれば脳は疲れないんです。
おすすめは仲のいい人との楽しい会話です。
「友人と会って楽しく話してたら疲れがなくなった」というのは本当にあるんです。
おわりに:愚痴が不幸を呼ぶ
今回は愚痴を出すと脳の機能をフル活用できなくなるという内容にしました。
たかが愚痴でと思うかもしれませんが、他にも問題があります。
愚痴を他の人に聞かせるということになると相手の人からの信用がなくなります。
私はもともと愚痴が嫌いなので特になんとも思わないですが、愚痴が必要とするのも分かりはします。
ストレスを抱え込むのではなく、愚痴という形で外に出す。
これは愚痴のメリットというべき点でしょう。
それでも愚痴で脳の機能が悪くなったり、周りから人がいなくなるということは考えておいてほしいと思います。
それで損をするのは自分ですからね。
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